朝方、風と雨の音で目覚めるとどうやら外は荒れ模様・・・
超寒いしとりあえず明るくなるまで様子を見る事に。テントから外をチラ見してみると雲の中でまったく周りが見えません・・・。今日の天気は大丈夫なのか~?不安・・・。
軽い朝食を済ませてしばらくすると周りで人の声もし始め、なんだか風もおさまって来たよう。外に出てみると、段々と雲が晴れて来たではありませんか!!
なんと目の前には富士山の姿が!!そしてしばらくすると・・・朝日が昇り感動的なご来光です・・・
これは今日は快晴に間違いない!!山の神様が見方をしてくれました!!
早く出発せねばという事で急いでテントを撤収していると、あれ?昨日近くで テントを建ててた男の子二人組み、どうも様子がおかしい・・・耳をダンボにして話を聞いているとなんと夜中の強風で一人のテントが完全に崩壊してしまったらしい・・・。そもそも彼のテントはMSRのツェルトタイプ。そして建て方が甘かったんだろう・・・。雨とこの寒さの中よく無事に朝を迎えたよ・・・。でも彼には悪いけど今回一の笑い話となりました
頑張れ少年!
私達も6時過ぎ、少し遅めの出発。
まずは北岳までの登り。いきなりの急坂と3000Mの高所とあって息が上がります。でもこの天気で気分は上げ上げ
頂上が見えて来て、出発から40分ほどで北岳山頂!やったね。





後ろには甲斐駒ケ岳、遠くには富士山がひょっこり顔を出し、そして前方には次に目指す間ノ岳の雄姿が
この縦走はかなりヤバイそうです!
今日はまだまだ先も長いので、あまりゆっくり出来ず7:10出発します。
下りは大丈夫かな?と心配してましたが危険箇所もなくゆっくり下っていきます。
段々とゆるやかな下りになり、
8:05北岳山荘着。15分ほど休憩して出発です。
30分ほど登り、中白根山を通り過ぎ下ってまた登り・・。
もうあんな遠くに北岳が・・・。


間ノ岳までの最後の登りは比較的緩やかで歩きやすい。
そして10:00二つ目の山、間ノ岳に到着!!最高のパノラマ!!
後ろには北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳と夢のコラボ・・。

ちなみに間ノ岳山頂は山梨と静岡の県境らしい。それでこの名前ねと納得。20分ほど山頂を楽しみまたまた下山。
次の農鳥小屋が遥か遠くに見えています。そして11:30農鳥小屋着!これまでの疲労と暑さでちょっとバテ気味・・・。でも小屋には甲斐犬の子がいて少し癒されました。あまり食欲はなかったけれど、無理してラーメンをかけこみました。


疲れてるし、今日はここまでにしようかどうか散々悩みましたが、小屋のお兄さんの「明日の天気は下り坂、いけるなら先に進んだ方がいいですよ。」の声に最後の気力をふりしぼって進む事を決意し12:15出発!でも目の前の農鳥岳のでかさに圧倒されそうになりました
足場の悪い砂利道をどんどん下るとすぐに間ノ岳が小さくなっていきます。裏側から見る姿はまた違ってより大きさを感じました。
この辺りから少しずつガスがかったり晴れたりの繰り返しになってきました。
途中で可愛い小鳥に遭遇。残念ながら雷鳥の姿は見れませんでした。
西農鳥岳を巻いて、岩ごつごつの道を下ってまた登るとようやく最後の山、農鳥岳到着!(1:45)今日は一体何回登って下ったんだろう・・・。
周りはだいぶ雲が厚くなってきました。15分ほど休憩をして下降点まで下ります。
2:30下降点到着。ここで稜線とはお別れ・・・。本当に最高の縦走でした
ここからは最後の気力を振り絞って急坂を下ります。足も疲れ果ててるので、途中何度も休憩を入れてゆっくりと下りました。写真を撮る間もありません・・・。
ひたすら坂を下り、下りはじめから2時間半、夕方5時ようやく本日の宿大門沢小屋着。
お疲れ様~。坂道は辛かったけど、個人的には鳳凰三山から御座石温泉までの下りの方がきつかったような・・・。足が慣れたせいもあるのかな。
とにかく雨も降り始めたし暗くなる前にテントを建てて夕飯を食べて就寝。
翌日はやっぱり雨。朝起きてテントをたたみ、7時頃小屋を出発して、足元の悪い中慎重に下りました。途中にいくつかある木の橋が怖すぎで腰が引けてしまいました・・・。
最後につり橋を3つ渡ると林道へでました。これで一安心。
林道をゆっくり歩いていると何と工事現場で働くお兄さんのご好意で軽トラの後ろに乗せてもらいました。最後までラッキー続きでした。ありがとうございました。
予定より早くバス停に到着し、荷物を洗ったりしてバスで広河原まで戻りました。
広河原から駐車場までタクシーに乗り芦安温泉で3日間の汗を流してから帰路につきました。
白峰三山の縦走は疲れも吹っ飛ぶ最高の山歩きでした
またいつか戻ってくるよ~!
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